私たちは、プロフェッショナル意識を持ち、法律をはじめ各規定を順守し、動物実験の3原則(Reduction、Refinement、Replacement)に基づき、 動物実験計画立案から終了まで動物への愛情と責任を持ち、取り組んでいます。 実験動物飼育管理業務というのはとても奥の深い仕事です。実験動物は高いレベルの微生物統御下で感染症を患うことが無いよう大切に管理され 、飼育条件にバラつきが出ないよう、常に細心の注意を払い飼育管理されています。私たち実験動物管理者および飼養者は、 動物の行動や状態を日常観察することにより、動物の機微な変化を捉え、実験動物にとって快適で安らげる環境を確保できるよう心掛け、業務にあたっています。
私の勤務している事業所では、マウス・ラット・ウサギを飼育しており 、担当は主にラットの飼育管理をしています。 その他、洗浄業務、物品の在庫管理等を行っています。 飼育管理業務というのは実験データを左右することもあり、 ケージ交換、エサ・水の補充、健康状態の確認等、細心の注意をはらい業務を行います。 入社後には複数の事業所で仕事をし、各事業所の規模や人数、飼育数など全て異なる内容を 経験することにより、自分の中でスキルアップしてきたように思います。 産休・育児休暇も頂いて子供が小さいうちは急なお休みを頂く事もありますが、今後も できる限りこの仕事をしていけたらと思っています。