実験動物飼育管理

実験動物飼育管理業務導入のメリット

作業効率のアップ
飼育管理業務を行うことにより制約される時間を、本来の研究・実験業務に集中することで効率の良い研究・実験が可能になります。

雇用の安定(残業・休日出勤の低減・3K作業の解消)
週40時間制や週休2日制等の実施により、労働時間短縮と休日増を実施しなければならない中で、365日必要な飼育管理業務が容易になります。
また飼育室の清掃や各種器具類の洗浄・消毒など3K作業を低減することで雇用の安定につながります。

主な飼育管理業務の内容

動物の受入・検収業務

施設内に動物を導入するときに、動物の状態を観察し、異常の有無を確認する
発育状態、四肢の欠損等、皮毛の汚れ、下痢の有無、必要に応じて受入記録を作成・保存

飼育環境の点検ならびに動物の状態観察

飼育室内の温度・湿度の点検、換気状態の確認、動物の健康状態の観察

給餌

動物種により、定められた飼料を定められた頻度で給餌する

飲水の準備

給水瓶への飲水の充填、定められた頻度による給水瓶の交換
自動給水の場合装置の点検
漏水・詰まり等の点検
定期的な水拭き・フィルターの洗浄・交換

ケージ交換、飼育室の清掃・消毒

定められた頻度で実施

飼育器材等の洗浄・滅菌・消毒

汚れたケージの汚物の払い出し、洗浄
汚物の集積

大型オートクレーブの運転、日常管理
(第一種圧力容器取扱主任者)
ケージウォッシャーの運転、日常管理

飼育器材の滅菌
飼料の滅菌

日常飼育管理業務での特殊業務

飼育環境の点検

付着菌の採集・培養
落下菌の採集・培養
浮遊菌の採集・培養
塵埃測定

各種在庫管理(必要に応じて発注代行)

施設備品の管理
消耗品の在庫管理
飼料の在庫管理
飼育機材の在庫管理
動物数の管理

遺伝子操作動物マウスの飼育・維持

無菌動物の飼育・維持

施設内での繁殖業務

施設内での系統維持
施設内での生産代行

施設内での動物のクリーニング