UVフロアコート

UV(紫外線)硬化樹脂コーティングとは?

UV硬化樹脂を床材に塗布し、UVを照射することにより樹脂を光硬化させ床材表面を丈夫な樹脂層で覆うことで、UV硬化樹脂の持つ特性を 床材に付加することを言います。施工後は、平滑で丈夫、キズが付きにくく塵埃・細菌などが表面に留まり清掃消毒が容易になります。 摩擦係数が高く濡れても滑り難く作業の安全性が高まります。 床面を完全に覆うので薬品に侵襲されず、揮発性有機物(VOC)の発生を抑える効果もあります。リコートの技術も確立され、長期間の利用も可能になりました。

UV硬化樹脂コーティングにおける有用性

清掃・消毒による粉塵除去・殺菌効果が高い

UVコーティング樹脂(以下UVコート)は材質が硬いので樹脂表面から 内部へ汚れ・細菌等が侵入し難い。従って汚れ・細菌等は表面に付着している事になり、清掃・消毒により容易に除去・殺菌が可能になります。

表面が濡れても滑りにくい

弊社が選定しているUVコートはもともと摩擦係数が高く一般的な樹脂ワックスの摩擦係数が様々な状況で0.26~0.67であるのに対し UVコートは0.88~0.95であり、滑り難い指標とされる0.5を有意に超えています。

平滑で摩耗に強く耐久性に富んでいる

UVコートは樹脂ワックスのリコート頻度(月1回程度)に比べ、材耐摩耗性が高いので丈夫で次のリコートまで2年から5年(通過する人数により変わる)のサイクルとなります。

消毒薬の薬剤に対しても耐久性があり変質や変色をしない

樹脂ワックスは消毒用エタノールに対しては白くなり、ヨード系の消毒薬では着色しますがUVコートはそれらの薬剤に対して反応しません。

トータルコストで安い

樹脂ワックスは定期的(月1回など)にリコート代がかかります。
UVコートでは初回こそ ㎡ 当り樹脂ワックスの4~5倍の費用が掛かりますが、 2~5年後にリコートする場合は傷んだところだけリコートすることが可能ですので経費を削減することができます。